1月7日(土)
毎年1月7日は嵐口地区の各地区においておねび焼きが行われます。
地区によって開始時間が違うので取材に行って来ました。
脇区では前日からマイク放送で呼びかけて、前島の漁民グランドにおいて櫓作りを行っていました。
10時に点火開始との事だったので9時45分に我が家の門松としめ飾りと餅を持って前島へと行きました。
開始10分前だというのにあまり人はいませんでした。
すると嵐口崎の方から煙が上がり始めました。
越地地区のおねび焼き会場です。
急いで嵐口崎へと向かいました。
もうだいぶ燃えています。
ここまで来る途中にお餅を木の枝にぶら下げて歩いてくる人が何人かいましたのでこれから焼かれる方は集まるでしょう。
外平地区の副会長さんが通りかかったので外平は何時に始まるのか聞いてみたら、「まだ気(け)も無かったよ、昼かっじゃなか?」と言われました。
脇区の方が始まるので急いで前島に戻ります。
竹地区の人たちは櫓を組み始めていました。
聞いたら午後1時に点火するそうです。
ちょうど10時に着いたけどまだ始まっていません。
テントでは婦人部の方たちがぜんざいを用意されていました。
写真を撮ってると煙が立ち始めたので慌てて移動します。
8分経過、骨組みだけが立ってる状況になりました。
燠火になるまでまだ時間が掛かるのでぜんざいコーナーへと行って見ました。
もうすでに餅焼きに来られた人たちに無料でふるまわれていました。
私も1杯お願いして食べてみました。
「もう1杯食べんかな?」と言われたので、そういえば写真撮っていなかったなあと思ってお代わりを頼んで写真を撮りました。
すると姉から「そがん食べれば糖尿病になっとやっで」と言われましたが、「写真撮っていなかったので」と言い訳して食べました。
甘さも丁度良くてとても美味しかったです。
餅は一口大に切って焼いたものが一個入っています。
この餅はひょっとしたら我が家の餅かもしれません。
昨日、姉が「ぜんざいの餅は区長が用意しなければならいので」と我が家に飾っていた餅を持って行ったのです。
元々姉たちが搗いて我が家に持ってきてくれた餅なのです。
今日焼く餅は法事で戴いて冷凍していたのを持ってきました。
会場ではもう焼き始めていました。
木の枝や竹などの先に1mほどの針金で吊るして銀紙(アルミホイル)熾火に置いて焼けるのを待ちます。
中には魚焼き網で銀紙を被せて焼いてる人もいます。
綺麗に焼けましたが膨れた所が銀紙にくっついています。
私のも銀紙をくっつかないようにと思って少しくしゃくしゃにして焼きましたがやはりくっついてしまいました。
くっついた銀紙を取ったらバサバサになりました。
焦げの表面を取ってそのまま食べました。
くっつかないアルミホイルも売られているそうです。
後で我が家のを調べてみたら有りました。
知らなかったなあ。
子供たちの参加が少なかったのが気になりました。
5~6人ほどしかいなかったようです。
11時半になったので外平地区の様子を見に行ったら、江の口地区はもうすでに終わっていました。
田ノ尻と烏帽子に行って見たら、何の用意もされていなくて誰も居ませんでした。
江の口の3人残っていた人に聞いたら田ノ尻と烏帽子地区は合同で午後から行うそうです。
竹地区も午後1時からなので一旦家に帰りました。