キーワード:伝馬船 御所浦 解除
御所浦町には御所浦アイランドツーリズム推進協議会と言うのがあっていろんな活動をされています。
その中の一つに伝馬舟の体験が有ります。
私達が子供の頃、この伝馬舟で子供たちだけで魚釣りしたり、前島に渡ったり(当時は橋が無くて離れ島でした)して遊んでいたので、今の50歳以上の男の人は殆ど伝馬舟を漕ぐ事が出来たと思います。
数年前までは伝馬舟は殆ど見なくなって今の子供たちは存在さえ知らなかったと思います。

5年ほど前に御所浦アイランドツーリズム協議会が発足されて、島に残っていた伝馬舟3艘を譲り受けて、新たに2艘作られて島の子供たちや、島外から来られた観光客などに体験させて来られました。
今では伝馬舟漕ぎ競争とかもあるそうです。
今回の新舟で6艘目になります。
作られたのは島民の船大工さんです。
http://colocal.jp/topics/think-japan/local-action/20130906_23552.html

 仕事を初めて2度目の土曜日の朝、ベランダでプランターの野菜たちに水をかけていると、マイク放送が聞こえてきました。

「今日、9時30分から、新しく出来た伝馬舟の餅投げが有りますので皆さん餅拾いに来てください」と言う内容の放送でした。

時間を見たら9時24分でした。
直ぐにカメラを持って港へと行ってみました。

イメージ 1
 丁度伝馬舟が港に入港したところでした。
嵐口地区民の方達が30人ほど集まっています。
舟が着くと直ぐに、婦人会の女性3人が乗り込んで餅投げが始まりました。

最初に投げるのは「すんの餅」と言って直径20cmほどの大きな餅です。中にはビニール袋に包まれたお金(多分500円玉1個か千円札1枚)が入ってるはずです。
1人の女性が後ろ向きで陸で待っている区民の中に投げ入れました。
咄嗟の出来事だったので写真撮る暇も有りませんでした。誰が取ったのかも判りません。

イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4

その後直ぐに小餅投げが始まりました。
何個投げれたのか聞くのを忘れましたが、時間にして5分間くらいだったと思います。
餅投げが終わって婦人会の方から「あんた、餅は拾ったんね?」と聞かれたので、「写真撮るのに忙しかで拾わんかった」と言ったら、小餅の紅白を戴きました。

イメージ 6


イメージ 5

 嵐口港で餅投げが終わって次は横浦島に行って餅投げをするそうで、最後に伝馬舟の基地である長浦港に帰るそうです。
嵐口港に来る前に大浦港を出発して、御所浦港にも寄って来たはずです。
寄港した港々で地区民に寄って餅投げが行われた事と思います。

御所浦に遊びに来られたら伝馬舟に乗って漕いでみませんか?
体験してみたい方は
御所浦アイランドツーリズム推進協議会
住所 熊本県天草市御所浦町牧島219-2
電話 0969-67-1080
までご連絡ください。

[ 1 ]      1件中 1-1件